SMAP解散のニュースが流れた8月14日以降、日本のメディアは「アジアでもショックが広がった」という角度からこのニュースを報じた。世耕弘成経済産業相も「コンテンツのアジア展開にとってプラスにはならない」とし、日本のクールジャパン戦略への影響まで懸念していた。しかし、中国、台湾、香港などのリアクションをざっと見渡してみたところ、確かに解散報道は流れているのだが、その取り上げぶりから「ショック」であることがあまり伝わってこないのである。
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