「SMAP解散」は本当にアジアに「ショック」を与えたのか?

野嶋剛
一般紙もニュースを大々的に報じたが……

 SMAP解散のニュースが流れた8月14日以降、日本のメディアは「アジアでもショックが広がった」という角度からこのニュースを報じた。世耕弘成経済産業相も「コンテンツのアジア展開にとってプラスにはならない」とし、日本のクールジャパン戦略への影響まで懸念していた。しかし、中国、台湾、香港などのリアクションをざっと見渡してみたところ、確かに解散報道は流れているのだが、その取り上げぶりから「ショック」であることがあまり伝わってこないのである。

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執筆者プロフィール
野嶋剛 1968年生れ。ジャーナリスト。上智大学新聞学科卒。大学在学中に香港中文大学に留学。92年朝日新聞社入社後、佐賀支局、中国・アモイ大学留学、西部社会部を経て、シンガポール支局長や台北支局長として中国や台湾、アジア関連の報道に携わる。2016年4月からフリーに。著書に「イラク戦争従軍記」(朝日新聞社)、「ふたつの故宮博物院」(新潮選書)、「謎の名画・清明上河図」(勉誠出版)、「銀輪の巨人ジャイアント」(東洋経済新報社)、「ラスト・バタリオン 蒋介石と日本軍人たち」(講談社)、「認識・TAIWAN・電影 映画で知る台湾」(明石書店)、訳書に「チャイニーズ・ライフ」(明石書店)。
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