「上院指名承認」で波乱も?「米露修復」目指す「ティラーソン国務長官」の成否

足立正彦
プーチン大統領とは20年以上の親交があるというだけに、米露関係の今後に注目(C)AFP=時事

 

 ドナルド・トランプ次期大統領が2017年1月20日に第45代大統領に就任するまで40日足らずとなり、15名の閣僚やホワイトハウス高官の人事は大詰めを迎えつつある。そうした中、11月11日に政権移行チームの刷新が行われてから1カ月以上が経過した12月13日、トランプ氏は次期国務長官に石油大手エクソンモービルのレックス・ティラーソン会長兼CEOを起用することをようやく明らかにした。一連の閣僚、高官人事の中でもこれは最も衝撃的人事であると言っても過言ではなかろう。

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執筆者プロフィール
足立正彦 米州住友商事ワシントン事務所 シニアアナリスト。1965年生まれ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より、住友商事グローバルリサーチにて、シニアアナリストとして米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当し、17年10月から現職。
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