習近平「真の戦場」は軍の「大手術」

宮本雄二
執筆者:宮本雄二 2017年1月2日
エリア: 中国・台湾
昨年12月2日、キッシンジャー元米国務長官(左)と会談した習近平氏。対米関係はもちろん重要な課題の1つだが……(C)AFP=時事

 世界は、すでに十分すぎるほどの問題を抱え込んでいる。歴史的な大きな転換期にあると言って良い。習近平率いる中国共産党は、その中で2017年、5年に1度の党大会を迎える。党大会は、中国共産党にとり、これから5年間の方針と体制を決める最重要行事であり、いつでも緊張した波乱含みのものとなる。しかもトランプ大統領の登場で、2017年の世界はさらに不確実なものとなった。そういう国際環境の中での第19回党大会となるのだ。

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執筆者プロフィール
宮本雄二 みやもと・ゆうじ 宮本アジア研究所代表、元駐中国特命全権大使。1946年福岡県生まれ。69年京都大学法学部卒業後、外務省入省。78年国際連合日本政府代表部一等書記官、81年在中華人民共和国日本国大使館一等書記官、83年欧亜局ソヴィエト連邦課首席事務官、85年国際連合局軍縮課長、87年大臣官房外務大臣秘書官。89 年情報調査局企画課長、90年アジア局中国課長、91年英国国際戦略問題研究所(IISS)研究員、92年外務省研修所副所長、94年在アトランタ日本国総領事館総領事。97年在中華人民共和国日本国大使館特命全権公使、2001年軍備管理・科学審議官(大使)、02年在ミャンマー連邦日本国大使館特命全権大使、04年特命全権大使(沖縄担当)、2006年在中華人民共和国日本国大使館特命全権大使。2010年退官。現在、宮本アジア研究所代表、日中友好会館副会長、日本日中関係学会会長。著書に『これから、中国とどう付き合うか』(日本経済新聞出版社)、『激変ミャンマーを読み解く』(東京書籍)、『習近平の中国』(新潮新書)。
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