ドナルド・トランプ大統領が1月20日に第45代米国大統領に就任して10日余りが経過した。医療保険制度改革法(通称、オバマケア)の撤廃、環太平洋経済連携協定(TPP)からの永久離脱、石油パイプラインの建設推進・規制撤廃、中東・アフリカ地域からの難民・移民の一時受け入れ停止などの17もの大統領令、大統領覚書(メモランダム)に矢継ぎ早に署名しており、選挙キャンペーン中に掲げていた「米国第一主義(America First)」に基づく一連の公約の実現に向けた姿勢を鮮明にしている。
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