フリン大統領補佐官辞任:「ロシア」を巡り足並み乱れるトランプ政権

足立正彦
執筆者:足立正彦 2017年2月14日
エリア: 北米 ロシア
あっという間に辞任に追い込まれたフリン補佐官(C)EPA=時事

 

 トランプ政権が始動してから4週間目を迎えている。だが、政権運営は安定するどころか、むしろ引き続き混乱状態の中にある。中東・アフリカ地域の7カ国からの入国を一時禁止する大統領令の即時停止を命じた仮処分決定について、2月9日、連邦控訴裁判所はトランプ政権の不服申し立てを退ける決定を下した。トランプ大統領は米国をテロリストから守るとの公約に基づいて大統領令に署名したが、米国内外でトランプ大統領に対する反発が強まるとともに、司法とも対立して不服申し立てが退けられたことは、トランプ政権にとり大きな打撃である。

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執筆者プロフィール
足立正彦 住友商事グローバルリサーチ シニアアナリスト。1965年生れ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より現職。米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当する。
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