「金正男暗殺事件」報道で注目:「華人メディア」の現在と「中国政府」の影
謎が謎を呼ぶ金正男暗殺事件だが、発生から16日余りが過ぎた3月1日、クアラルンプールで実行犯とされる2人の女性が起訴された。真相解明の場は内外メディアからマレーシアの裁判所に移ったことになる。これで北朝鮮、中国、マカオ、マレーシア、ヴェトナム、インドネシアに跨った“国際テロ事件”の全容解明に向けて一歩踏み出されたかと思いきや、事件関与容疑でマレーシア警察当局に逮捕されていた北朝鮮籍のリ・ジョンチョル容疑者(46歳)が「証拠不十分で釈放、および国外退去」と伝えられるに及んで、いよいよ謎は深まるばかりだ。
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