インド「直接投資」大激増させる「中国企業」の戦略

執筆者:緒方麻也 2017年4月20日
エリア: アジア
昨年10月、インド・ゴアで開催されたBRICSサミットでのモディ・インド首相(左)と習近平・中国国家主席。経済面でのWin-Win関係を目指すのか (c)AFP=時事

 

 中国企業が相次ぎインドへの投資計画を表明、インド・モディ政権の国家戦略である「メーク・イン・インディア(インドでモノ作りを)」を大きく後押しし始めた。

 年間1億台超の端末が売れる巨大市場となったスマートフォンでは、レノボや深圳卓普通訊(ZOPO)、金立通信設備(ジオニー)などの中国メーカーが相次ぎインド現地生産に乗り出しており、シェアもついに50%を超えた。

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執筆者プロフィール
緒方麻也(おがたまや) ジャーナリスト。4年間のインド駐在を含め、20年にわたってインド・パキスタンや南アジアの政治・経済の最前線を取材、分析している。「新興国において、経済成長こそがより多くの人を幸福にできる」というのが信条。
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