「光」も「影」も見えたWHO事務局長選挙

WHOの新事務局長に選出されたテドロス氏 (c)AFP=時事
国連における選挙と言えば、事務総長選挙か、安全保障理事会非常任理事国を選ぶ選挙を思い浮かべることが多い。しかし、国連関連機関の事務局長ポストや、様々な委員会などの参加国を選ぶ選挙も多数行われており、候補者を擁立している国のニューヨークやジュネーブ、ウィーンの国連代表部は、しばしば選挙対策事務所のような状況になる。
5月23日に行われた、ジュネーブに本部を置く世界保健機関(WHO)事務局長選挙は、国際機関における選挙の「光」と「影」を見せた興味深いものであった。

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