
6月19日、トランプ大統領(中)の呼びかけで、ティム・クック米アップルCEO(左)やサティア・ナデラ米マイクロソフトCEO(右)などIT企業の幹部がホワイトハウスに集まった (C)AFP=時事
好調なアメリカ経済を牽引しているのは、AIを駆使した新興IT企業だ。だがそこで生み出されていく富は、ひたすら独占されている。つい10年前は、5%の富裕層が富の60%を独占していたが、今では0.1%の支配層が下位90%の全体と同じだけの富を所有するという社会になっているのだ。そして、「0.1%」の代表として政治を握っているのが、トランプ大統領なのである。

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