「安倍・プーチン」に先行する「習近平・プーチン」関係の深層

名越健郎
執筆者:名越健郎 2017年9月4日
個人的にも親しいと言われているが(C)EPA=時事

 

 安倍晋三首相は9月6、7日、ロシア極東ウラジオストクで開かれる東方経済フォーラムに出席し、プーチン露大統領と通算19回目の首脳会談を行う。プーチン大統領はそれに先立つ9月3日~5日、中国福建省アモイで開かれているBRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)首脳会議で、初日の3日に習近平中国国家主席と通算24回目の首脳会談を行った。首脳の会談回数、中身ともに中露が日露に先行するが、中露関係は習政権下の5年間に、前任の胡錦濤時代より一段と緊密化した。背景には、プーチン、習両首脳の個人的親交がありそうだ。

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執筆者プロフィール
名越健郎 1953年岡山県生れ。東京外国語大学ロシア語科卒業。時事通信社に入社、外信部、バンコク支局、モスクワ支局、ワシントン支局、外信部長を歴任。2011年、同社退社。現在、拓殖大学海外事情研究所教授。国際教養大学東アジア調査研究センター特任教授。著書に『クレムリン秘密文書は語る―闇の日ソ関係史』(中公新書)、『独裁者たちへ!!―ひと口レジスタンス459』(講談社)、『ジョークで読む国際政治』(新潮新書)、『独裁者プーチン』(文春新書)など。
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