医療崩壊
医療崩壊(6)

「内視鏡」で世界に先行する「AI診断」規制より重要なこと

上昌広
執筆者:上昌広 2017年11月2日
カテゴリ: 政治 医療 IT・メディア
エリア: 日本
IBMは巨費を投じたAI「ワトソン」への規制を回避するべくさらに巨額のロビー活動をした(C)AFP=時事

 

 人工知能(AI)の医療現場への導入が加速している。ご縁があって、筆者もAIの共同研究に参画している。

 研究の中心は多田智裕医師だ。さいたま市で「ただともひろ胃腸科肛門科」を経営している。

 きっかけは多田医師が、2016年10月に筆者が主催する医療ガバナンス研究所の勉強会に参加したことだ。講師は松尾豊・東京大学大学院工学系研究科特任准教授。人工知能研究の第一人者である。

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執筆者プロフィール
上昌広 特定非営利活動法人「医療ガバナンス研究所」理事長。 1968年生まれ、兵庫県出身。東京大学医学部医学科を卒業し、同大学大学院医学系研究科修了。東京都立駒込病院血液内科医員、虎の門病院血液科医員、国立がんセンター中央病院薬物療法部医員として造血器悪性腫瘍の臨床研究に従事し、2016年3月まで東京大学医科学研究所特任教授を務める。内科医(専門は血液・腫瘍内科学)。2005年10月より東京大学医科学研究所先端医療社会コミュニケーションシステムを主宰し、医療ガバナンスを研究している。医療関係者など約5万人が購読するメールマガジン「MRIC(医療ガバナンス学会)」の編集長も務め、積極的な情報発信を行っている。『復興は現場から動き出す 』(東洋経済新報社)、『日本の医療 崩壊を招いた構造と再生への提言 』(蕗書房 )、『日本の医療格差は9倍 医師不足の真実』(光文社新書)、『医療詐欺 「先端医療」と「新薬」は、まず疑うのが正しい』(講談社+α新書)、『病院は東京から破綻する 医師が「ゼロ」になる日 』(朝日新聞出版)など著書多数。
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