ジンバブエ「軍事クーデター」引き金はムガベ大統領「夫人」

白戸圭一
執筆者:白戸圭一 2017年11月17日
ムガベ大統領(左)の後継者を目論んでいたグレース夫人だが……(C)AFP=時事

 

 アフリカ南部のジンバブエで11月14日深夜から15日未明にかけて、国軍の一部兵士が首都ハラレの政府関連施設や国営放送局を占拠した。事態は刻々と動いており、情勢の推移についてはマスメディアの報道を参照していただきたい。本稿では、マスメディアの報道に接しているだけでは理解が難しいと思われる点について、ジンバブエの歴史や政治・社会情勢を踏まえながら解説を試みたい。

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執筆者プロフィール
白戸圭一 三井物産戦略研究所国際情報部 欧露・中東・アフリカ室室長。京都大学大学院客員准教授。1970年埼玉県生れ。95年立命館大学大学院国際関係研究科修士課程修了。同年毎日新聞社入社。鹿児島支局、福岡総局、外信部を経て、2004年から08年までヨハネスブルク特派員。ワシントン特派員を最後に2014年3月末で退社。著書に『ルポ 資源大陸アフリカ』(東洋経済新報社、日本ジャーナリスト会議賞)、共著に『新生南アフリカと日本』『南アフリカと民主化』(ともに勁草書房)など。最新刊は『ボコ・ハラム イスラーム国を超えた「史上最悪」のテロ組織』(新潮社)。
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