日銀「黒田続投」真の意味は「金融緩和」の継続

執筆者:鷲尾香一 2018年2月21日
エリア: 日本
2月16日、衆院財務金融委員会で答弁する日本銀行の黒田東彦総裁。この日政府から国会に、日銀の国会人事案が提示された (C)時事

 

 政府は2月16日、日本銀行の正副総裁を含む国会同意人事案を、衆参両院の議院運営委員会理事会に提示した。その内容は、黒田東彦総裁の再任と、雨宮正佳理事の副総裁への昇格、早稲田大学の若田部昌澄教授の副総裁への起用となっている。

 黒田総裁の続投、雨宮理事の副総裁昇格は予想通りだが、若田部教授の起用には意外感を覚えた向きも多いだろう。若田部教授と言えばバリバリの「リフレ派」で、金融緩和の拡大を強く主張している。現状の金融政策決定会合のメンバーである日銀総裁、副総裁、審議委員が圧倒的に「リフレ派」で占められている中で、リフレ強硬派とも言える若田部教授を起用する必要性は乏しい。

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執筆者プロフィール
鷲尾香一 金融ジャーナリスト。金融業界紙、通信社などを経てフリーに。
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