米州首脳会議「トランプ・マドゥロ」主役不在で混乱回避はしたけれど
4月13、14日の両日、ペルーの首都リマで「米州首脳会議」が開催された。
開催前の注目はなによりも、「米国第一主義」を掲げるドナルド・トランプ米大統領が、米州(南北アメリカ・カリブ海諸国)全35カ国を包括する多国間外交でデビューを飾ることであった。移民を侮辱する言動などから中南米地域では不人気のトランプ大統領だが、独裁化を強めるニコラス・マドゥロ政権下で悪化するベネズエラ問題への対応など、多国間の場でどのように振る舞うかが注目された。
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