ポンペオCIA長官「極秘訪朝」:トランプ大統領「5つの重要発言」の読み解き方

今回の日米首脳会談では、トランプ大統領(右)から重要な発言が次々と飛び出した(左は安倍首相)(C)AFP=時事

 

 ドナルド・トランプ米大統領は4月17日午後(日本時間18日未明)、米フロリダ州の自身の別荘があるパームビーチで、訪米した安倍晋三首相と首脳会談を行った。トランプ大統領は、この会談の冒頭で、いくつかの重要な発言をした。

 まず、最初の重大発言はこうだった。「われわれはすでに北朝鮮と高いレベル、極めて高いレベルで直接対話を行った」「わたしはこれが良い意図であり、良いことが起きるようになるものだと信じる」と述べたのである。

カテゴリ: 政治 軍事・防衛
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執筆者プロフィール
平井久志(ひらいひさし) ジャーナリスト。1952年香川県生れ。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。現在、共同通信客員論説委員。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。 著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『コリア打令―あまりにダイナミックな韓国人の現住所―』(ビジネス社)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)など。
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