急転直下の「米朝首脳会談」(上)トランプ「瀬戸際外交」に金正恩の「焦り」

平井久志
執筆者:平井久志 2018年5月28日
エリア: 北米 朝鮮半島
 
5月25日、北朝鮮江原道元山に建設中の葛麻海岸観光区を視察する金正恩党委員長。この翌日、板門店で文在寅韓国大統領と首脳会談を行った[KCNA VIA KNS](C)AFP=時事

 

 ドナルド・トランプ米大統領は5月25日夜(日本時間26日午前)、ツイッターを通じ「われわれは首脳会談を行うことについて北朝鮮側と非常に実りのある協議を行っている。もし会談が行われるのであれば、シンガポールで6月12日になりそうだ。必要なら日程は延長される」と明らかにした。米朝首脳会談が予定通り開催される可能性があることを示した書き込みだった。

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執筆者プロフィール
平井久志 ジャーナリスト。1952年香川県生れ。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。現在、共同通信客員論説委員。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。 著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『コリア打令―あまりにダイナミックな韓国人の現住所―』(ビジネス社)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)など。
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