イエメンの暫定大統領就任で民主化は進むか

池内恵
執筆者:池内恵 2012年2月26日

 2月21日に行われたイエメンの大統領選挙で、唯一の候補だったハーディー副大統領(Abd-Rabboh Mansour Hadi)の当選が24日に発表され、25日には早くも就任式が行われた。

http://www.nytimes.com/2012/02/26/world/middleeast/abed-rabu-mansour-hadi-sworn-in-as-yemens-new-president.html?_r=2&ref=global-home

  これで1978年の北イエメン大統領就任以来権力を握って来たサーレハ(Ali Abdullah Saleh)が大統領の地位を公式に退いた。ハーディーは2年任期の、移行期の暫定大統領とされる。

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執筆者プロフィール
池内恵 東京大学先端科学技術研究センター准教授。1973年生れ。東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程単位取得退学。日本貿易振興機構アジア経済研究所研究員、国際日本文化研究センター准教授を経て、2008年10月より現職。著書に『現代アラブの社会思想』(講談社現代新書、2002年大佛次郎論壇賞)、『イスラーム世界の論じ方』(中央公論新社、2009年サントリー学芸賞)、『イスラーム国の衝撃』(文春新書)、『【中東大混迷を解く】 サイクス=ピコ協定 百年の呪縛』 (新潮選書)、 本誌連載をまとめた『中東 危機の震源を読む』などがある。個人ブログ「中東・イスラーム学の風姿花伝」(http://ikeuchisatoshi.com/)。
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