トランプが直面する難題「マイノリティ」「大統領選挙人データ」「党分裂」

執筆者:足立正彦 2016年7月11日
エリア: 北米
間もなく本選挙キャンペーンの幕が開く(C)AFP=時事

 

 共和党は7月18日からオハイオ州クリーブランドで、民主党は1週間後の7月25日からペンシルベニア州フィラデルフィアでそれぞれ全国党大会を開催する。共和党は実業家のドナルド・トランプ氏を、民主党は前国務長官のヒラリー・クリントン氏をそれぞれ正式に党の大統領候補に指名する。その直前には、両候補ともホワイトハウスをともに目指す副大統領候補を指名することになっており、大統領選挙は本選挙キャンペーンに向けて大きな山場を迎えることになる。

カテゴリ: 政治 社会
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執筆者プロフィール
足立正彦(あだちまさひこ) 住友商事グローバルリサーチ株式会社シニアアナリスト。1965年生まれ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より、住友商事グローバルリサーチにて、シニアアナリストとして米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当し、17年10月から米州住友商事ワシントン事務所に勤務、20年4月に帰国して現職。
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