クリントン候補「副大統領候補」の条件

足立正彦
執筆者:足立正彦 2016年7月15日
カテゴリ: 国際 政治
エリア: 北米
最後まで争ったサンダース氏も最終的にクリントン支持を表明した(C)=EPA=時事

 

 7月18日から開催される共和党全国党大会を前に同党の大統領候補指名を確実にしている実業家兼テレビパーソナリティのドナルド・トランプ氏は、副大統領候補を地元のニューヨークで7月15日に発表すると自らのツイッター上で明らかにした。米主要メディアの報道によると、トランプ氏は自らの副大統領候補として、下院議員を経てインディアナ州知事に就任した保守派のマイク・ペンス氏、2012年の候補指名獲得争いに出馬していたニュート・ギングリッチ元下院議長、トランプ氏と候補指名獲得を争い、撤退後はトランプ氏支持を表明し、現在トランプ陣営で政権移行委員会の委員長に就任しているクリス・クリスティ・ニュージャージー州知事の3氏に絞り込んだ模様である。トランプ氏は公職経験が全くない候補であり、また、共和党主流派との関係においても対立したままであるため、自らを補完する人物を副大統領候補に指名すると考えられる。

 

ブラウン氏の可能性

 他方、民主党の候補指名獲得を確実にしているヒラリー・クリントン前国務長官は、7月25日からのペンシルベニア州フィラデルフィアでの全国党大会開催前に副大統領候補を指名することになっている。現時点で名前が浮上しているのは、エリザベス・ウォーレン上院議員(マサチューセッツ州選出)、シェロッド・ブラウン上院議員(オハイオ州選出)、フリアン・カストロ住宅都市開発長官、トム・ヴィルザック農務長官らである。

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執筆者プロフィール
足立正彦
足立正彦 住友商事グローバルリサーチ シニアアナリスト。1965年生れ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より現職。米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当する。
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