クリントンの「チャイナ・コネクション」(上)「力宝集団」総帥の流儀

不正献金問題も再燃したが……(左奥はジョー・バイデン現副大統領)AFP=時事
近年では稀にみる凡戦とも評されながらも、アメリカ大統領選挙は最終ゴールに向かって白熱化しているようだ。トランプ陣営に一時の勢いが感じられず、やはりクリントン有利に選挙戦が展開されていると伝えられるが、そこで俄かに注目を集めているのがヒラリー候補(というよりクリントン夫妻というべきだが)と中国との関係である。かりにヒラリー・クリントンがホワイトハウスの主となった場合、クリントン夫妻を抱え込んでいるであろう「チャイナ・コネクション」が動きだし、アメリカの中国政策に陰に陽に影響を与えることになるのではないかという懸念があることからだろう。

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