勝者なき米中首脳会談:「攻め」のトランプ「受け」の習近平

野嶋剛
執筆者:野嶋剛 2017年4月14日
「龍虎の戦い」だったが……(C)AFP=時事

 

 世界から注目を集めた米中首脳会談。その予想のつかない言動によって世界を騒がすトランプ米大統領と、「トラ退治」を掲げて反腐敗という名の権力闘争を戦ってきた習近平・中国国家主席が、世界2大強国のトップとして初めて対峙するのだから、「龍虎の戦い」への期待と不安がおのずと高まるのも無理はなかった。そして結果から見れば、第1ラウンドは、先手のトランプがポイントリードしたが決着はつかず、勝負は第2ラウンド以降に持ち越された、ということだったのではないだろうか。

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執筆者プロフィール
野嶋剛 1968年生れ。ジャーナリスト。上智大学新聞学科卒。大学在学中に香港中文大学に留学。92年朝日新聞社入社後、佐賀支局、中国・アモイ大学留学、西部社会部を経て、シンガポール支局長や台北支局長として中国や台湾、アジア関連の報道に携わる。2016年4月からフリーに。著書に「イラク戦争従軍記」(朝日新聞社)、「ふたつの故宮博物院」(新潮選書)、「謎の名画・清明上河図」(勉誠出版)、「銀輪の巨人ジャイアント」(東洋経済新報社)、「ラスト・バタリオン 蒋介石と日本軍人たち」(講談社)、「認識・TAIWAN・電影 映画で知る台湾」(明石書店)、訳書に「チャイニーズ・ライフ」(明石書店)。
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