2015年にノーベル経済学賞を受賞したプリンストン大学経済学部アンガス・デイトン教授と、妻である同学部アン・ケース教授による、同年に発表された「米国科学アカデミー紀要」(PNAS)の論文は、世界中に大きな衝撃を与えました。報告では、「1999年~2013年の間、米国の白人中年(45~54歳)の 死亡率が増え続けている」、「原因は、薬物、アルコール、自殺による絶望の死である」という事実が指摘されました。
この続きは会員登録をすると読むことができます。
「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン