連邦下院議員補欠選挙「4連敗」で問われる米民主党の「課題」

執筆者:足立正彦 2017年6月26日
エリア: 北米
連邦下院ジョージア州第6区補欠選挙で、僅差で勝利して共和党の牙城を守ったカレン・ハンデル氏 (C)EPA=時事

 

 6月20日、非常に重要な2つの連邦下院議員補欠選挙が実施された。南部のジョージア州第6区と、サウスカロライナ州第5区である。ジョージア州第6区は、トランプ政権で保健福祉長官に就任したために下院議員を辞任したトム・プライス氏の選挙区であった。またサウスカロライナ州第5区は、行政管理予算局(OMB)局長に就任して下院議員を辞任したミック・マルベニー氏の選挙区であった。

カテゴリ: 政治 社会
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執筆者プロフィール
足立正彦(あだちまさひこ) 住友商事グローバルリサーチ株式会社シニアアナリスト。1965年生まれ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より、住友商事グローバルリサーチにて、シニアアナリストとして米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当し、17年10月から米州住友商事ワシントン事務所に勤務、20年4月に帰国して現職。
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