「犯罪の温床」でも規制できない「ダーク・ウェブ」の深い闇

山田敏弘
執筆者:山田敏弘 2017年8月9日
何の変哲もない無機質なビル。ここに世界を震撼させるソフトウェア「Tor」の本部が(筆者撮影)

 

 私たちが日常的に使うインターネットには、普通ではアクセスすることのできない闇の世界が存在することをご存知だろうか。

 その世界は「ダーク・ウェブ」と呼ばれる。日本語にすると「闇ウェブ」と訳されるが、ダーク・ウェブとは、私たちが普段使うインターネットのグーグル検索などではたどり着けない特殊なウェブサイトを指す。ダーク・ウェブにアクセスするには、インターネットを匿名で利用できるソフトを使って巨大なダーク・ネット(地下ネットワーク)に接続する必要があるのだが、逆を言えば、そのソフトさえ使えば誰でもその世界に足を踏み入れることができる。

この記事は役に立ちましたか?
フォーサイト最新記事のお知らせを受け取れます。
この記事をSNSにシェアする
執筆者プロフィール
山田敏弘 ジャーナリスト、ノンフィクション作家、翻訳家。講談社、ロイター通信社、ニューズウィーク日本版などを経て、米マサチューセッツ工科大学(MIT)のフルブライト研究員として国際情勢やサイバー安全保障の研究・取材活動に従事。帰国後の2016年からフリーとして、国際情勢全般、サイバー安全保障、テロリズム、米政治・外交・カルチャーなどについて取材し、連載など多数。テレビやラジオでも解説を行う。訳書に『黒いワールドカップ』(講談社)など、著書に『モンスター 暗躍する次のアルカイダ』(中央公論新社)、『ハリウッド検視ファイル トーマス野口の遺言』(新潮社)、『ゼロデイ 米中露サイバー戦争が世界を破壊する』(文芸春秋)など多数ある。
comment:4
icon
  • 記事の閲覧、コメントの投稿には、会員登録が必要になります。
フォーサイトのお申し込み
注目記事ランキング
  • 24時間
  • 1週間
  • f
最新コメント
最新トピック
  • 新着
  • 高評価
  • コメント数順
back to top