「3.11」から6年半:復興は遥かに遠い古里「浪江町」

寺島英弥
執筆者:寺島英弥 2017年9月17日
エリア: 日本
人けのない浪江町の商店街(8月23日、筆者撮影。以下同)

 

 東日本大震災、東京電力福島第1原子力発電所事故から9月11日で6年半――。

 今年3月末に避難指示を解除された福島県浪江町では、1万8173人の登録住民数のうち、帰還者はわずか286人(7月末現在)。JR浪江駅は再開し、町役場の隣に仮設商業施設も開いたが、商店街で目に入るのは地震直後のまま壊れた建物や解体工事現場、更地、伸び放題の雑草……。家々は動物の侵入などで荒廃し、住民の復興への希望をそぐ。

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執筆者プロフィール
寺島英弥 ジャーナリスト。1957年福島県生れ。早稲田大学法学部卒。河北新報元編集委員。河北新報で「こころの伏流水 北の祈り」(新聞協会賞)、「オリザの環」(同)、「時よ語れ 東北の20世紀」などの連載に携わり、2011年から東日本大震災、福島第1原発事故を取材。フルブライト奨学生として2002-03年、米デューク大に留学。主著に『シビック・ジャーナリズムの挑戦 コミュニティとつながる米国の地方紙』(日本評論社)、『海よ里よ、いつの日に還る』(明石書店)『東日本大震災 何も終わらない福島の5年 飯舘・南相馬から』(同)。3.11以降、被災地における「人間」の記録を綴ったブログ「余震の中で新聞を作る」を更新中。
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