いまだ「東ティモール」を牽引する3人の「建国の父」

執筆者:花田吉隆 2017年12月25日
マリ・アルカティリ東ティモール新首相。「建国の父」の1人だ (C)AFP=時事

 

 日本から南に真っ直ぐ下り、赤道を過ぎたあたりでティモール島にぶつかる。その東半分が東ティモール、人口120万ほどの小さな島国だ。真っ青な海と空一面が真っ赤に染まる夕焼け。手つかずの自然が残り、最後の秘境ともいわれながら、まだ観光客が足を踏み入れることのない国。そういうところで今年9月、政権交代があった。

商才に長けた初代首相

 新たに首相の座に就いたのは、マリ・アルカティリ。イエメン人を先祖に持つ、身長160センチに満たない小さな男だ。目が鋭く笑顔を見せたことがない。

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執筆者プロフィール
花田吉隆 元防衛大学校教授。1977年東京大学法学部卒業。同年外務省入省。在スイス大使館公使、在フランクフルト総領事、在東ティモール特命全権大使、防衛大学校教授などを歴任。
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