北朝鮮「平昌平和攻勢」の舞台裏(5)鍵は「スウェーデン」と「韓成烈」という男
米国と北朝鮮の2月10日の秘密会談が実現しなかったことで、米朝双方の対話に対する基本姿勢の違いが大きいことが明らかになった。北朝鮮は非核化を前提にした対話には応じない姿勢を堅持し、米国は非核化を前提としない対話には応じない姿勢を崩していないということだ。
米朝秘密会談が実現しなかったことで米朝対話の兆しは消えてしまったように見えるが、時系列的に整理してみると、まだ「予備的対話」の火は消えていないように思える。
この続きは会員登録をすると読むことができます。
「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン