【ワシントン発】 現在、召集されている第115議会第2会期で、ドナルド・トランプ大統領はインフラ整備関連法案の成立を米議会に対して求めている。トランプ大統領は先般も2016年大統領選挙で勝利した中西部のオハイオ州で遊説し、インフラ整備推進の必要性を強く訴えた。だが、さらなる財政赤字拡大をもたらす同法案の成立に向けた求心力は、与党・共和党内においても働いていない。そのため、第115議会でトランプ政権が成立を目指す他の主要法案が可決される可能性は、益々低下してきている。そうした状況ではあるが、今年11月6日に投票が行われる2018年中間選挙まで半年あまりとなった。
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