3月のロシア大統領選で圧勝したウラジーミル・プーチン大統領は5月7日に就任式を行い、4期目がスタートした。ドミトリー・メドベージェフ首相以下、閣僚の大幅な入れ替えはなく、目玉人事もなかった。セルゲイ・ラブロフ外相やセルゲイ・ショイグ国防相も留任し、外交・安保政策の継続を印象付けた。政権の安定を優先し、人事刷新を先送りした形だ。しかしプーチン後の時代は確実に到来する。ここでは、現時点での後継者レースを展望した。
この続きは会員登録をすると読むことができます。
「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン