風の向こう側 (23)

米PGAツアー「大会名」「会場」めまぐるしい変化の「意味」と「意義」

執筆者:舩越園子 2018年5月24日
エリア: 北米 アジア
2日目には120位から一気に20位まで浮上したが、最終的には16位タイだった(AT&Tバイロン・ネルソン、筆者撮影=以下同)

 

 先週の米PGAツアーの大会「AT&Tバイロン・ネルソン」は、今年から新しいコースで開催された。そして、24日(木)から開幕する今週の大会は、開催コースは従来通りの「コロニアルCC」(テキサス州)だが、今年は突然、大会名が「フォートワース招待」と改められた。

 今年8月に開催される世界選手権シリーズの「WGC-ブリヂストン招待」は、松山英樹が2連覇をかけて臨む予定だが、同大会は今年を最後にタイトル・スポンサーも戦いの舞台も変わり、2019年からは新生大会になることが決まった。

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執筆者プロフィール
舩越園子(ふなこしそのこ) ゴルフジャーナリスト、2019年4月より武蔵丘短期大学客員教授。1993年に渡米し、米ツアー選手や関係者たちと直に接しながらの取材を重ねてきた唯一の日本人ゴルフジャーナリスト。長年の取材実績と独特の表現力で、ユニークなアングルから米国ゴルフの本質を語る。ツアー選手たちからの信頼も厚く、人間模様や心情から選手像を浮かび上がらせる人物の取材、独特の表現方法に定評がある。『 がんと命とセックスと医者』(幻冬舎ルネッサンス)、『タイガー・ウッズの不可能を可能にする「5ステップ・ドリル.』(講談社)、『転身!―デパガからゴルフジャーナリストへ』(文芸社)、『ペイン!―20世紀最後のプロゴルファー』(ゴルフダイジェスト社)、『ザ・タイガーマジック』(同)、『ザ タイガー・ウッズ ウェイ』(同)など著書多数。最新刊に『TIGER WORDS タイガー・ウッズ 復活の言霊』(徳間書店)がある。
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