【月】「聖徳太子=入鹿」、水道崩壊、書評、
灼熱、不妊治療と中国人
2019年12月9日
金曜午後から週末にかけて、以下の4本の記事をアップロードしました。
やはり『聖徳太子は蘇我入鹿である』(国際人のための日本古代史・関裕二さん):飛鳥時代最大でありながら被葬者が特定されていない小山田古墳。蘇我蝦夷・入鹿親子説が有力だが、それ以上に謎なのが、恐らく未完成であるということ。その謎を追うと、古代史最大の謎までが明瞭に解けるのです。
『水道崩壊』世界の「いま」日本の「これから」(4)アメリカの現状(加藤崇さん):日本ではそうそうありませんが、米国ではかなり頻繁に起こっている漏水事故。理由の1つは、どうやら米国人特有の気質にあるようですが、そもそも水道管の補修についての考え方の違いも大きいようです。
小川洋子『小箱』 評者:杉江松恋(書評家)(Bookworm):小川洋子さんの7年ぶりとなる書き下ろし長篇『小箱』は、死が終わりではなく、生と一続きになった世界を描いた物語だという。亡者とともにある幻のような共同体が舞台ですが、生の実感を感じさせる、と評者は言います。
灼熱――評伝「藤原あき」の生涯(81)(佐野美和さん):「美容部長」という肩書を得て以降、水を得た魚のように活躍を始めるあき。欧米での生活経験から先端の美容事情について分かりやすく解説し、実体験も交えるあきの講演は話題となり、全国の女性販売店主たちの心をつかんでいくのだった。
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