国際人のための日本古代史
国際人のための日本古代史 (118)

やはり『聖徳太子は蘇我入鹿である』

執筆者:関裕二 2019年12月6日
カテゴリ: カルチャー
エリア: その他
3つの古書の記述を図表化すると、古代史最大の謎の解が明快に浮かび上がる(筆者作成)
 

 飛鳥時代最大の規模を誇った方墳・小山田古墳(奈良県高市郡明日香村)に関して、奈良芸術短期大学教授の前園実知雄氏は、新たな仮説を掲げた。墳丘はこれまで考えられてきた想定よりも大きい約90メートル四方で、墓域は西側に隣接する菖蒲池古墳も含め、東西300メートルにおよぶ可能性がでてきたという。また、2つの方墳を蘇我蝦夷・入鹿親子の双墓(ならびのはか)に比定した(『古墳と国家形成期の諸問題』白石太一郎先生傘寿記念論文集編集委員会編、山川出版社、2019年10月)。

フォーサイト最新記事のお知らせを受け取れます。
この記事をSNSにシェアする
執筆者プロフィール
関裕二 1959年千葉県生れ。仏教美術に魅せられ日本古代史を研究。武蔵野学院大学日本総合研究所スペシャルアカデミックフェロー。著書に『聖徳太子は蘇我入鹿である』(ワニ文庫)、『藤原氏の正体』『蘇我氏の正体』『物部氏の正体』(以上、新潮文庫)、『伊勢神宮の暗号』(講談社)、『天皇名の暗号』(芸文社)、『「死の国」熊野と巡礼の道: 古代史謎解き紀行』 (新潮文庫)など多数。最新刊に『神武天皇 vs. 卑弥呼 ヤマト建国を推理する』(新潮新書)、『古代日本人と朝鮮半島』(PHP文庫)、『「始まりの国」淡路と「陰の王国」大阪: 古代史謎解き紀行』(新潮文庫)がある。
キャリア決済のお申し込み
フォーサイトのお申し込み
クローズアップ
  • 24時間
  • 1週間
  • f
back to top