「老いぼれ」「ロケットマン」と互いに罵り合っていたトランプ・金正恩(キム・ジョンウン)両首脳が一転歩み寄りの姿勢を見せ、史上初の会談を行ったのは2018年6月のこと。しかし親交は深めたものの、肝心の核・ミサイル問題については何の進展も見られないまま、トランプ大統領は退任しました。

 一方北朝鮮は、深刻な経済危機を核問題の解決から打破しようと試みていましたが、挫折。この1月、5年ぶりに党大会を開いて国内を引き締めようとしています。

 2021年、果たして対話は進むのか。それとも再び米朝対決の道へと向かうのか――朝鮮半島ウォッチャーの第一人者である平井久志さんが解説します。(編集部)

動画の内容をさらに詳しく知りたい方は、以下の記事をぜひお読みください。

5年ぶり「朝鮮労働党大会」総括(1)「米は最大の主敵」と核武力「全面高度化」

5年ぶり「朝鮮労働党大会」総括(2)「敵対」に転換した南北関係

5年ぶり「朝鮮労働党大会」総括(3)異例の「降格」「抜擢」人事

5年ぶり「朝鮮労働党大会」総括(4)具体的数値目標ない「経済5カ年計画」

記事全文を印刷するには、会員登録が必要になります。