5年ぶり「朝鮮労働党大会」総括(3)異例の「降格」「抜擢」人事

執筆者:平井久志 2021年1月21日
エリア: アジア
序列3位に大抜擢された趙甬元氏(右端)は、金正恩総書記の視察に常に同行し、メモを取る姿で知られる(『労働新聞』HPより)

 

 朝鮮労働党は第8回党大会開催6日目の1月10日、金正恩(キム・ジョンウン)氏を「朝鮮労働党総書記」に推戴した。

「党総書記」に就任

 党大会では、「朝鮮労働党の偉大な指導者金正恩同志に最大の栄光を献げます」と題された党書記推戴についての決定書が採択された。ここでは、

「金正恩同志は主体的な軍事思想と絶妙な軍領導で共和国武力を不敗の革命的党軍、最精鋭強兵に非常に強化し、国家核戦力完成の歴史的大業を立派に実現してわが祖国を世界的な軍事強国に転変させた」

カテゴリ: 政治 軍事・防衛 社会
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執筆者プロフィール
平井久志 ジャーナリスト。1952年香川県生れ。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。現在、共同通信客員論説委員。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。 著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『コリア打令―あまりにダイナミックな韓国人の現住所―』(ビジネス社)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)など。
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池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

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