5年ぶり「朝鮮労働党大会」総括(4)具体的数値目標ない「経済5カ年計画」

執筆者:平井久志 2021年1月29日
タグ: 北朝鮮 金正恩
エリア: アジア
第8回党大会での金正恩党総書記。「5カ年計画」を打ち出したが [KCNA VIA KNS](C)AFP=時事

 

 朝鮮労働党第8回党大会で、北朝鮮のジョー・バイデン政権への姿勢など対外政策と並んで注目されたのは、失敗に終わった「国家経済発展5カ年戦略」(2016~20年、以下、「5カ年戦略」)を引き継ぐ「国家経済発展5カ年計画」(2021~25年、以下「5カ年計画」)がどのようなものになるかであった。

 第8回党大会開催を決めた、昨年8月19日に開催された朝鮮労働党中央委員会第7期第6回総会の「決定書」は、2020年までの「5カ年戦略」の実績について、

カテゴリ: 政治 経済・ビジネス
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執筆者プロフィール
平井久志 ジャーナリスト。1952年香川県生れ。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。現在、共同通信客員論説委員。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。 著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『コリア打令―あまりにダイナミックな韓国人の現住所―』(ビジネス社)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)など。
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