【オンラインセミナー】「バイデン大統領」「5年ぶり党大会」どうなる2021年米朝関係

執筆者:平井久志 2021年3月30日
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「老いぼれ」「ロケットマン」と互いに罵り合っていたトランプ・金正恩(キム・ジョンウン)両首脳が一転歩み寄りの姿勢を見せ、史上初の会談を行ったのは2018年6月のこと。しかし親交は深めたものの、肝心の核・ミサイル問題については何の進展も見られないまま、トランプ大統領は退任しました。

 一方北朝鮮は、深刻な経済危機を核問題の解決から打破しようと試みていましたが、挫折。この1月、5年ぶりに党大会を開いて国内を引き締めようとしています。

 2021年、果たして対話は進むのか。それとも再び米朝対決の道へと向かうのか――朝鮮半島ウォッチャーの第一人者である平井久志さんが解説します。(編集部)

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執筆者プロフィール
平井久志(ひらいひさし) ジャーナリスト。1952年香川県生れ。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。現在、共同通信客員論説委員。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。 著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『コリア打令―あまりにダイナミックな韓国人の現住所―』(ビジネス社)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)など。
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