胡錦濤の大番頭・令計画を失脚させた「2つの大スキャンダル」

執筆者:藤田洋毅 2012年11月7日
カテゴリ: 国際
エリア: 中国・台湾
胡錦濤(右)から習近平への政権交代を前に激しい権力闘争が起きている(c)EPA=時事
胡錦濤(右)から習近平への政権交代を前に激しい権力闘争が起きている(c)EPA=時事

 胡錦濤総書記の大管家(大番頭)として活躍し、11月8日に開幕する第18回中国共産党全国代表大会(第18回党大会=18大)での政治局員昇格も噂されていた令計画・前党中央弁公庁主任(書記局員)が失速した内幕が明らかになった。  失脚した重慶市の薄熙来・前書記(前政治局員)問題処理の陣頭指揮を取り、その辣腕が注目を集めた令計画だが、極めて深刻な身内の不祥事が暴かれた。夏の北戴河会議では胡を支える政治基盤である共産主義青年団グループ(団派)の伸長を警戒する江沢民前総書記が胡の腹心(=令計画)のスキャンダルを厳しく批判、上海閥や長老、薄熙来を支持する党内左派に加え一部太子党も猛烈に突き上げた。令の後ろ盾だった胡総書記も、一歩退かざるをえなくなったという。

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