スロバキア――自動車生産で躍進した「チェコの片割れ」

木村正人
執筆者:木村正人 2013年10月2日
エリア: ヨーロッパ

[ブラチスラバ発]ユーロ危機で欧州経済が低迷する中、健闘する中欧のスロバキアを訪れた。ベルリンの壁崩壊後、1993年にチェコと平和的に分かれたスロバキアは今年、独立20周年を迎えた。過去5年間で欧州連合(EU)域内ではポーランドに次ぐ2番目の2.1%の成長を達成。スロバキアは地理的条件と勤勉な低賃金の労働力を武器に、「自動車の生産工場」になっていた。欧州の女帝・メルケル独首相が泣いて喜びそうな成功モデルだが、一方で、自動車生産で「欧州の虎」の異名をとるスロバキア経済にも少しずつ陰りが見え始めていた。

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執筆者プロフィール
木村正人 1961年大阪府生れ。84年京都大学法学部卒業後、産経新聞社に入社。大阪府警・司法キャップなど、大阪社会部で16年間事件記者を務める。2002-03年、米コロンビア大学東アジア研究所客員研究員、07年からロンドン支局長。12年7月独立し、ロンドンを拠点に活動するフリージャーナリストに。日本国憲法の改正問題(元慶応大学大学院非常勤講師=憲法)や日英両国の政治問題、国際政治、安全保障、欧州経済に詳しい。公式サイト「木村正人のロンドンでつぶやいたろう」 http://kimumasa2012london.blog.fc2.com/
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