東日本大震災から4年:遺族が問い続ける「企業の責任」

寺島英弥
執筆者:寺島英弥 2015年3月5日
カテゴリ: 社会
エリア: 日本

 東日本大震災の被災地は、間もなく5度目の3月11日を迎える。宮城、岩手両県の沿岸では、あの日壊滅した町々の再建に向けた大規模なかさ上げ(土盛り)工事が進められ、被災者が仮設住宅から高台の造成地へ移り住む動きも、ようやく本格化し始める。まだ見渡す限り土色の風景の中で3月21日、宮城県女川町はJR線と駅舎の復旧・再開を機に「まちびらき」を行い、「復興」を宣言する。しかし、その歩みは津波の記憶をも赤土の下に埋めていく。女川町でわが子を津波に奪われ、この4年間、「なぜ、死なねばならなかったか?」と問い続けてきた声がある。「語り部」ともなった夫婦の声を紹介する。

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執筆者プロフィール
寺島英弥 ジャーナリスト。1957年福島県生れ。早稲田大学法学部卒。河北新報元編集委員。河北新報で「こころの伏流水 北の祈り」(新聞協会賞)、「オリザの環」(同)、「時よ語れ 東北の20世紀」などの連載に携わり、2011年から東日本大震災、福島第1原発事故を取材。フルブライト奨学生として2002-03年、米デューク大に留学。主著に『シビック・ジャーナリズムの挑戦 コミュニティとつながる米国の地方紙』(日本評論社)、『海よ里よ、いつの日に還る』(明石書店)『東日本大震災 何も終わらない福島の5年 飯舘・南相馬から』(同)。3.11以降、被災地における「人間」の記録を綴ったブログ「余震の中で新聞を作る」を更新中。
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