北朝鮮・秘密工作機関「偵察総局」の実態(下)闇の中で練る作戦

執筆者:原口淳一 2017年4月27日
乱数放送は以前から、北朝鮮本国から工作員への命令を伝達する重要な手段だ。写真は1977年、警視庁が押収した無線機や乱数表などのスパイ道具 (c)時事

 

 筆者が付き合った北朝鮮の秘密工作機関「偵察総局」の幹部は、「金革哲」と名乗った。

 出会いは、2014年、ある国の首都にある北朝鮮レストランだった。党宣伝扇動部の駐在員と会食していた時、この駐在員がたまたま金革哲氏の姿を見つけ、同じテーブルに呼び寄せたことで面識ができた。初対面の際、こちらが名刺を渡すと、引き換えに、携帯電話番号を紙切れに書いて渡してきた。

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執筆者プロフィール
原口淳一 ジャーナリスト。主に朝鮮半島問題に関して精力的に取材を続けている。
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