プーチン大統領「4選」で「レームダック」の恐れ

名越健郎
執筆者:名越健郎 2017年10月11日
カテゴリ: 国際 政治 社会
エリア: ロシア
4選後、2024年の「ポスト・プーチン」にメドベージェフ首相(左)は生き残れるか (C)AFP=時事

 

 ロシア大統領選挙は2018年3月18日に実施されるが、プーチン大統領が近く出馬表明する見通しだ。その4回目の当選は確実視され、2000年の就任以来、首相を挟んで2024年まで計24年の長期政権が可能になる。20世紀以降のロシアの指導者では、スターリンに続く長さだ。

 だが、国際的な孤立や経済難など政権を取り巻く客観情勢は厳しい。当選すれば最後の任期となることで、ロシア特有の利権争いが始まり、プーチン氏がレームダック化する恐れもある。ロシア政局は大統領選と同時に、プーチン後に向けて動き出すかもしれない。

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執筆者プロフィール
名越健郎 1953年岡山県生れ。東京外国語大学ロシア語科卒業。時事通信社に入社、外信部、バンコク支局、モスクワ支局、ワシントン支局、外信部長を歴任。2011年、同社退社。現在、拓殖大学海外事情研究所教授。国際教養大学東アジア調査研究センター特任教授。著書に『クレムリン秘密文書は語る―闇の日ソ関係史』(中公新書)、『独裁者たちへ!!―ひと口レジスタンス459』(講談社)、『ジョークで読む国際政治』(新潮新書)、『独裁者プーチン』(文春新書)など。
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