初来日で見えた「シンゾー・ドナルド関係」の逆転現象

村上政俊
執筆者:村上政俊 2017年11月9日
エリア: 北米 日本
11月6日、東京・元赤坂の迎賓館内を歩くトランプ大統領(左)と安倍首相。主客逆転? (C)時事

 

 11月5日から2泊3日の日程で行われた、トランプ大統領の初めての日本訪問は、成功裏に終わったと言えよう。一言で表現すれば、シンゾー「押し掛け」からドナルド「押し掛け」への転換が鮮明となった3日間だった。安倍晋三首相が秋波を送ることで始まった「シンゾー・ドナルド関係」は、今では逆に、トランプ大統領が前のめりになり進めているように見える。それは2人の関係においても、これから進めようとする世界戦略においても同様だ。

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執筆者プロフィール
村上政俊 1983年7月7日、大阪市生まれ。現在、同志社大学嘱託講師、同大学南シナ海研究センター嘱託研究員、皇學館大学非常勤講師、桜美林大学客員研究員を務める。東京大学法学部政治コース卒業。2008年4月外務省入省。第三国際情報官室、在中国大使館外交官補(北京大学国際関係学院留学)、在英国大使館外交官補(ロンドン大学LSE留学)勤務で、中国情勢分析や日中韓首脳会議に携わる。12年12月~14年11月衆議院議員。中央大学大学院客員教授を経て現職。著書に『最後は孤立して自壊する中国 2017年習近平の中国 』(石平氏との共著、ワック)。
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