初来日で見えた「シンゾー・ドナルド関係」の逆転現象
11月5日から2泊3日の日程で行われた、トランプ大統領の初めての日本訪問は、成功裏に終わったと言えよう。一言で表現すれば、シンゾー「押し掛け」からドナルド「押し掛け」への転換が鮮明となった3日間だった。安倍晋三首相が秋波を送ることで始まった「シンゾー・ドナルド関係」は、今では逆に、トランプ大統領が前のめりになり進めているように見える。それは2人の関係においても、これから進めようとする世界戦略においても同様だ。
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