筆者は、東京財団アメリカ大統領権限分析プロジェクトのメンバーとして、2月初めにワシントンDCを訪れ、米連邦議会や有力シンクタンク関係者との意見交換の機会に恵まれた。現地で強く感じたのは、米中関係の潮目は大きく変わったということだ。
国際情勢の観測者が拠って立つ基盤を経済と安全保障に大別するならば、私自身はバックグラウンドの影響もあり明らかに後者に属する。勢いDCにおいても共和党や国防総省に関係する人たちと会話を持つ機会が多い。
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