ポイント・アルファ (6)

来るべき「データ駆動型社会」でTSMCが勝つとは限らない|黒田忠広・東京大学大学院教授(2)

執筆者:関瑶子 2023年12月22日
タグ: AI 半導体
エリア: アジア
AIを用いたデータ駆動型社会への移行過程で、半導体ビジネスは「規模」から「アジャイル(機敏)」へと競争軸を変えてゆく。「Time to market」を掲げるラピダスが世界で最も早くその変化に賭けた企業なのは間違いない。少量多品種生産という武器で、「規模」の王者・TSMCの牙城を崩せるか。(聞き手:関瑶子)

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 長野光と関瑶子のビデオクリエイター・ユニットが、現代のキーワードを掘り下げるYouTubeチャンネル「Point Alpha」。今回は、AI(人工知能)の進化によってデータ駆動型社会への移行が急速に進む中での半導体ビジネスの競争について、東京大学大学院教授で研究センターd.lab長、技術研究組合RaaS理事長を務める黒田忠広氏に話を聞いた。 ※主な発言を抜粋・編集してあります。

半導体産業のあり方を大きく変えたTSMC

──TSMCは長らく世界の半導体市場においてトップに君臨してきました。TSMCは今後もトップに居続けることはできるのでしょうか。

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執筆者プロフィール
関瑶子(せきようこ) ライター・ビデオクリエイター 早稲田大学大学院創造理工学研究科修士課程修了。素材メーカーの研究開発部門・営業企画部門、市場調査会社、外資系コンサルティング会社を経て独立。You Tubeチャンネル「著者が語る」の運営に参画中。
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