MRIC通信 (9)

オランダで直面した「医療行為はどこまでするべきか」

執筆者:医療ガバナンス学会 2017年11月10日
エリア: ヨーロッパ
国際的な大論争になったが……(CNNのHPより)

 

【筆者:坂本遙・チェコ共和国国立パラツキー大学医学部生】(略歴は本文末尾)

「チャーリー・ガードのことを知っていますか?」

 司会者からのこの質問を皮切りに、安楽死についてのレクチャーが始まりました。私は今年の7月、オランダで行われたグローバルヘルスのあるサマースクールにチェコで医学を学ぶ日本人として参加しました。他の参加者はブラジル・メキシコ・コロンビアといったラテンアメリカや、アフリカ、EU各国と様々な国から集まっていました。

カテゴリ: 医療・サイエンス
フォーサイト最新記事のお知らせを受け取れます。
  • 24時間
  • 1週間
  • f
back to top