「米本土射程」ミサイルで米朝「大変」(1)成果なかった「トランプ訪中」

平井久志
執筆者:平井久志 2017年12月1日
北朝鮮の新型弾道ミサイル「火星15」発射の瞬間。金正恩党委員長は発射成功に「大満足」 (KCNA via KNS)(C)AFP=時事

 

 北朝鮮は11月29日午前3時18分(日本時間)ごろ、平壌近郊の平安南道平城付近から弾道ミサイルを発射した。ミサイルは高度約4500キロと過去最高に達し、約1000キロ飛行して青森県西方約250キロの日本の排他的経済水域(EEZ)に落下したとみられた。飛行時間は約53分でこれまでの最長だった。このミサイル発射は、大陸間弾道ミサイル(ICBM)を、意図的に高度を高くして飛距離を抑える「ロフテッド軌道」で打ち上げたとみられる。専門家からは、通常角度で発射すれば1万3000キロ飛行の能力があり、米全土に到達可能との見方も出た。小野寺五典防衛相は、北朝鮮が発射した弾道ミサイルの最大射程が過去最長になる、との見解を示した。

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執筆者プロフィール
平井久志 ジャーナリスト。1952年香川県生れ。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。現在、共同通信客員論説委員。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。 著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『コリア打令―あまりにダイナミックな韓国人の現住所―』(ビジネス社)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)など。
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