世界の広告市場が激動している。この数年、インターネット広告の影響力が強まり、世界市場では2017年にネット広告がテレビを上回るとの予測もあったが、ここへきて家庭用製品や化粧品などのメーカー「プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)」、「ユニリーバ」といった世界屈指の広告主が、デジタル広告費を大幅に削減し始めた。一方、揺り戻しが期待されるテレビも視聴スタイルが大きく変化しており、広告主は「本当は何が見られているのか分からない」と頭を悩ませている。
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