広告市場「激動」で「ネット」から「視聴質」データへ

執筆者:大西康之 2017年12月26日
テレビが「見られているかどうか」まで測定できるモーションセンサーカメラ。これで「視聴率」ではなく、「視聴質」データがとれるという (「TVISION INSIGHTS」HPより)

 

 世界の広告市場が激動している。この数年、インターネット広告の影響力が強まり、世界市場では2017年にネット広告がテレビを上回るとの予測もあったが、ここへきて家庭用製品や化粧品などのメーカー「プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)」、「ユニリーバ」といった世界屈指の広告主が、デジタル広告費を大幅に削減し始めた。一方、揺り戻しが期待されるテレビも視聴スタイルが大きく変化しており、広告主は「本当は何が見られているのか分からない」と頭を悩ませている。

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執筆者プロフィール
大西康之 経済ジャーナリスト、1965年生まれ。1988年日本経済新聞に入社し、産業部で企業取材を担当。98年、欧州総局(ロンドン)。日本経済新聞編集委員、日経ビジネス編集委員を経て2016年に独立。著書に「稲盛和夫最後の闘い~JAL再生に賭けた経営者人生」(日本経済新聞)、「会社が消えた日~三洋電機10万人のそれから」(日経BP)、「ロケット・ササキ ジョブズが憧れた伝説のエンジニア 佐々木正」(新潮社)、「東芝解体 電機メーカーが消える日」 (講談社現代新書)、「東芝 原子力敗戦」(文藝春秋)がある。
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