急転直下の「米朝首脳会談」(下)非核化「ロードマップ」の中身

平井久志
執筆者:平井久志 2018年5月29日
エリア: 北米 朝鮮半島
5月26日、板門店で南北首脳会談を行い、抱擁する金正恩党委員長(左)と文在寅大統領 (C)AFP=時事

 

 北朝鮮はドナルド・トランプ米大統領の「米朝首脳会談中止」発表に慌てて、翌日の5月25日朝に金桂冠(キム・ゲグァン)第1外務次官の談話を発表し、米国に会談中止を再考するよう求めた。その時点で金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は平壌を離れて元山にいたと見られる(2018年5月28日「急転直下の『米朝首脳会談』(上)トランプ『瀬戸際外交』に金正恩の『焦り』」参照)。

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執筆者プロフィール
平井久志 ジャーナリスト。1952年香川県生れ。75年早稲田大学法学部卒業、共同通信社に入社。外信部、ソウル支局長、北京特派員、編集委員兼論説委員などを経て2012年3月に定年退社。現在、共同通信客員論説委員。2002年、瀋陽事件報道で新聞協会賞受賞。同年、瀋陽事件や北朝鮮経済改革などの朝鮮問題報道でボーン・上田賞受賞。 著書に『ソウル打令―反日と嫌韓の谷間で―』『日韓子育て戦争―「虹」と「星」が架ける橋―』(共に徳間書店)、『コリア打令―あまりにダイナミックな韓国人の現住所―』(ビジネス社)、『なぜ北朝鮮は孤立するのか 金正日 破局へ向かう「先軍体制」』(新潮選書)『北朝鮮の指導体制と後継 金正日から金正恩へ』(岩波現代文庫)など。
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