本日付日経新聞1面は、アメリカやオーストラリア、カザフスタンなどが、レアアースの生産拡大に乗り出したことを伝えています。そもそも中国はレアアースの輸出管理を強化していましたが、尖閣問題でレアアース輸出を外交問題に絡めたことも、各国の危機感を募らせる結果となるでしょう。毎日新聞では仏文学者の鹿島茂さんが、ホッブズの言葉を引きながら、「国際関係においても『共通の権力』が存在する」と信じる我が国の「甘い認識の独善性」に触れた上で、「したたかに見えて本当は賢くない中国外交の本質」を指摘しています。
本日の更新記事は、新田賢吾さんの「再処理工場に揺さぶられる日本の原子力」。日本のエネルギー政策の命運を左右する、使用済み核燃料再処理工場の現状と問題点に迫ります。
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